失敗とイノベーション

2024年2月17日に、「H3」ロケットの打ち上げが成功した。素晴らしい! しかし、初号機の打ち上げ失敗から、およそ1年経っての成功とのことだ。ロケット、特に、新しい型式のロケットの打ち上げには失敗はつきものだと思うのだが、初号機失敗当時の報道は、悲観的なものが多かったと思う。

一方、同時期のアメリカでも、スペースXが「スターシップ」の打ち上げを失敗している。しかし、失敗を当然のことのように捉え、改善へとつなげている。

この、失敗の捉え方を見ると、日本とアメリカでは大いなる違いがあると感じる。

「失敗」はイノベーションに欠かせない要素

アメリカではそう考えるのが普通だ。だから、開発のスピードが速いし、失敗に対する投資も半端ではない。実際のところ、スペースXの実行スピードと投資額を見れば、一目瞭然。もちろん、日本でも、多くのイノベーターや経営者は、このように考えている。

多くの企業で、リーダーが部下の失敗を責めるだけで終わっているシーンをよく見かけますが、そのような風土でイノベーションが生まれるでしょうか。あなたの会社でも、アメリカのような「失敗」への考え方を持つ文化を育ててみませんか。きっと、進歩的な意見がたくさん出てくるようになるでしょう。

トーマス・エジソンは、電球の発明での試行錯誤について、こう言っていたという。

” I haven’t failed. I just found 10,00 ways that won’t work. “